専業主夫始めました。

妻の出産を機に、専業主夫になった元理学療法士の日記

育児を通して『同じ経験を共有すること』の重要性

みなさんこんばんは、孫兵衛です。

暑い日が続いていますね・・・。

異常な暑さですが、屋外の活動では十分に熱中症に気を付けていきましょう。

 

前回のブログで少しだけ「同じ経験を共有する」という話をしたかと思います。

 

 

magobe1217.hatenablog.com

 

当たり前の事かもしれませんが、このことは夫婦間だけでなく子供にとっても良いことが多いと感じています。

 

例えば、皮膚のケア。

我が家では、特にどちらかがやると決めているわけではありませんが、沐浴後と起床後の二回、皮膚のケアを行っています。

また、沐浴は二人で行っています。

 

文字通り、同じ経験をしているわけですが、何が良いかというと『子供を観察する目が増える』。

という点にあります。

 

例え自分が見落としてしまったとしても、パートナーの目が入るので見落としは当然減ります。

また、『問題点に対して夫婦で取り組むことができる』ということも挙げられます。

 

沐浴などで、皮膚の赤みや湿疹などを発見したら、お互いに

「以前までのケア」をフィードバックし

「以後のケア」にフィードフォワード

することができる。

『同じ経験・知識を共有する』ことで『問題点を共有し、解決へ導くことができる』

これは、ビジネスや家庭以外での社会でも大事なことだと思います。

 

さらに言えば、こういった皮膚のトラブルや睡眠の悩みを一人で抱え込む必要がなくなります。

悩みは半分です。

当然、夫婦で同じ経験をしているわけですから、相手の育児に対しての悩みも理解しやすい。

『悩みも共有できる』のです。

 

そうなんです。

『同じ経験を共有する』

ということは、楽しいことばかりではありません。

当然、悩みや苦しみ、悲しみなどの負の感情も共有するということです。

 

全ての家庭がそうとは言いませんが、

夫婦の一方にそういった「負の感情」が貯まり、相手がそれを知らず楽しいことばかり行う。

そんなパートナーの楽しそうな様子をみて、別の「負の感情」が・・・

それが溜まるとどうなるか、簡単に想像ができるかと思います。

 

育児は、子供の成長を間近でみる楽しみがありますが、当然楽しみだけではありません。

睡眠不足になったり、食事も満足の取れなかったり、子供がなぜ泣くのか分からなかったり・・・。

色んな辛いこと、苦労がある。

 

楽しいことだけでなく、苦労など「同じ経験を共有する」ことで、育児の質を高めると同時に、ある本のタイトルを借りるならば

 

「ふたりは同時に親になる」

 

そういうものだと私は考えています。